Snowflake 研修プログラム

1. 初級編(Snowflakeの基本的な理解と操作)

1-1. Snowflakeの概要

  • Snowflakeとは: クラウドベースのデータウェアハウスとしての特長
  • Snowflakeのアーキテクチャ: コンピューティング、ストレージ、サービス層の構造
  • Snowflakeの利点: スケーラビリティ、パフォーマンス、セキュリティ
  • 他のデータウェアハウスとの違い(例: Redshift、BigQuery)

1-2. Snowflakeの環境設定

  • アカウントの作成とアクセス管理
  • ウェアハウスの作成: 仮想ウェアハウス(クラスター)のセットアップ
  • データベースとスキーマの作成: Snowflakeでのデータベース管理
  • ユーザーとロールの設定: アクセス権限の管理

1-3. データのインポートとエクスポート

  • Snowflakeへのデータインポート: CSV、JSON、Parquet、Avroファイルのロード
  • COPYコマンドを使ったデータロード
  • 外部ステージの設定: AWS S3、Google Cloud Storage、Azure Blob Storageとの接続
  • データのエクスポート: Snowflakeから外部ファイルへのエクスポート方法

1-4. 基本的なクエリとデータ操作

  • SQLクエリの基礎: SELECT文、WHERE、GROUP BY、ORDER BY
  • テーブルの作成、挿入、更新、削除
  • 簡単な結合操作: INNER JOIN、LEFT JOIN
  • 集計関数: COUNT、SUM、AVG

2. 中級編(データ分析と管理機能の活用)

2-1. データのモデリングと管理

  • Snowflakeのデータモデリング: スター・スキーマ、スノーフレーク・スキーマ
  • データ型の理解と活用: 数値、文字列、日付型、JSONデータ
  • ビューとマテリアライズドビューの作成
  • タスクの自動化: Snowflakeでのスケジュールされたクエリの作成

2-2. パーティショニングとクエリ最適化

  • データのパーティショニング: クラスタリングキーの設定
  • クエリ最適化: EXPLAINコマンドでのクエリ計画の分析
  • クエリパフォーマンスの向上: キャッシュの活用やインデックス作成

2-3. データ共有と連携

  • データシェアリング: Snowflakeのデータシェアリング機能を使って、他のアカウントとデータを共有
  • 外部テーブルと外部データソース: 外部データソースへの接続と活用方法
  • セキュリティとデータガバナンス: ロールベースのアクセス制御、データマスキング

2-4. ストリーミングとリアルタイムデータ

  • Snowflakeでのストリーミングデータの処理: ストリームとタスクを使用したリアルタイムデータの処理
  • Snowpipeの利用: 自動化されたデータのロード(リアルタイム)

3. 上級編(パフォーマンスチューニング、セキュリティ、運用管理)

3-1. 高度なパフォーマンス最適化

  • クエリパフォーマンスの最適化: クエリのボトルネックを特定して改善
  • ウェアハウスのスケーリング: 仮想ウェアハウスのサイズ変更とオートスケーリング
  • クエリ結果キャッシュの利用
  • コンカレントクエリとリソース管理

3-2. データセキュリティとコンプライアンス

  • ユーザーとロールの詳細な管理: 認証、アクセス制御のベストプラクティス
  • データ暗号化: Snowflakeでのデータ暗号化(静的データと転送中データ)
  • 監査ログの管理: Snowflakeでの監査ログの収集と分析
  • コンプライアンス準拠: GDPR、HIPAAなどの規制対応

3-3. データパイプラインとETLの設計

  • SnowflakeとETLツールの連携: Snowflakeのデータを他のETLツール(例: Apache NiFi, Talend)と統合
  • データパイプラインの設計: Snowflake内でのETLプロセスの自動化
  • SnowflakeとPython/Rの連携: データ分析やETLプロセスのPythonやRでの実行

3-4. Snowflakeの運用管理

  • ウェアハウスとストレージの管理: Snowflakeの容量とパフォーマンスの監視
  • バックアップとリカバリ: データの復旧とバックアップ戦略
  • リソースのモニタリングとアラート設定
  • Snowflakeの運用コストの最適化

4. プロフェッショナル編(高度な自動化とSnowflakeのスケーリング)

4-1. Snowflakeの自動化とオーケストレーション

  • タスクの自動化: Snowflake内での自動クエリ実行とデータの更新
  • スケジュールされたタスクとストリームの連携: リアルタイムデータ処理の最適化
  • 外部システムとの統合: 他のクラウドサービス(AWS Lambda、Azure Functions)との統合

4-2. Snowflakeのスケーリングとクラウド統合

  • マルチクラウド環境でのSnowflakeの活用: AWS、Azure、GCPの各クラウド環境でのSnowflakeの設定と最適化
  • Snowflakeのクロスリージョン/クロスクラウド機能: 複数のリージョン間でのデータ共有と管理
  • エンタープライズ規模でのSnowflakeの運用: 大規模データ分析環境の設計

4-3. Snowflakeの監視とメトリクス収集

  • Snowflakeのメトリクスとロギング: クエリ、ウェアハウス、ストレージの監視
  • パフォーマンスダッシュボードの作成: Snowflake内での運用監視ダッシュボード作成
  • 障害検知と予測分析: システムトラブルの予測と事前対応

4-4. SnowflakeのAPI活用と拡張

  • Snowflake Extensionsの活用: 独自機能の拡張と統合
  • Snowflake REST APIの利用: SnowflakeのAPIを使用した外部アプリケーションとの連携
  • SnowflakeとPython/Rによる高度な分析

03-5657-1295

上部へスクロール