Informatica 研修プログラム
1. 初級編(Informaticaの基本的な操作とデータ統合)
1-1. Informaticaの概要とインストール
- Informaticaとは?: データ統合の基本概念
- Informaticaのアーキテクチャ: インターフェース、リポジトリ、サーバー
- Informatica PowerCenterのインストールと設定
- Informaticaのコンポーネント: PowerCenter、Data Quality、Cloud Data Integrationなど
1-2. 基本的なデータ統合とETLプロセス
- ETLの基本概念: 抽出(Extract)、変換(Transform)、ロード(Load)
- ソースとターゲットの設定: データベース、ファイル、XML等
- データの抽出(Extract): ソースからデータを取得
- データの変換(Transform): Transformationの使い方(フィルタリング、集計、結合)
- データのロード(Load): ターゲットへのデータロード
1-3. Informaticaの基本操作
- PowerCenter Designer: マッピングの作成と管理
- PowerCenter Workflow Manager: ワークフローの設計とスケジューリング
- PowerCenter Workflow Monitor: ワークフローの監視とログ確認
- 基本的なエラーハンドリング
1-4. 基本的なデータマッピングと変換
- ソースとターゲットのマッピング作成
- 基本的な変換の使用: Filter、Expression、Joiner、Aggregator
- データの検証とデバッグ: マッピングのテスト実行
2. 中級編(高度なデータ統合と変換機能の活用)
2-1. 複雑なデータマッピングの作成
- 複雑なソース・ターゲットのマッピング
- ターゲットの複数設定とロード方法
- 複数のソースシステムの統合: 複数ソースからのデータ統合
- データ型の変換とカスタム変換の作成
2-2. パフォーマンスチューニング
- インデックスの使用: パフォーマンス向上のためのインデックス設定
- パーティショニングの活用: 大規模データ処理の効率化
- メモリ管理とリソース調整
- 並列処理と分割処理の活用
2-3. ワークフローとセッションの管理
- ワークフローとセッションの詳細設定
- エラーハンドリングのカスタマイズ
- 再実行可能なワークフローの設計
2-4. データ品質管理
- Informatica Data Qualityの使用: データ品質の監視と管理
- データクリーニング: 重複データの除去、標準化
- データ品質のルール設定: 一貫性と正確性のチェック
3. 上級編(高度な統合・運用管理・データ品質)
3-1. 高度なデータ統合技術
- データのリアルタイム統合: Change Data Capture (CDC)、インクリメンタルロード
- マルチソース統合とデータウェアハウス
- パフォーマンスチューニングと最適化: トランザクション管理とログの最適化
- 大規模データの取り扱い: 非構造化データ、ビッグデータとの統合
3-2. クラウドインテグレーション
- Informatica Cloud Data Integrationの使用: クラウドアプリケーションとの統合
- クラウドストレージとデータレイクへの統合
- クラウドベースでのETLパイプラインの構築
- APIを使用したデータ統合
3-3. 高度なデータ品質管理
- データ品質監査: ルールとポリシーの設定、データのトラッキング
- データクレンジング: 不正確なデータの除去
- データプロファイリング: データの分析と品質の分析ツールの活用
- データガバナンスとコンプライアンス: データの整合性維持、GDPRなどの法令遵守
3-4. インフラ管理と運用管理
- Informaticaサーバーの監視と管理
- エラー・アラートの設定とトラブルシューティング
- スケーリングとパフォーマンス管理
- バージョン管理とアップグレード
- バックアップとリストア
4. プロフェッショナル編(自動化、ETLの最適化と運用)
4-1. ETLプロセスの自動化
- Informaticaの自動化ツールの使用
- スケジュールタスクの設定: 定期的なETL処理の自動化
- ワークフローとセッションの自動化
4-2. 高度なパフォーマンスチューニングとオプティマイゼーション
- ETLパフォーマンスのボトルネック分析と改善
- ストリーミングデータの処理: リアルタイムデータの取り込み
- 大規模データセットに対する最適化戦略
4-3. マルチソースデータ統合とETLパイプライン
- 複数システムからのデータ統合の最適化
- ETLのパイプライン自動化と最適化
- フレームワークを使った統合の設計
4-4. 高度なエラーハンドリングとデバッグ
- エラー・アラートのプロアクティブ管理
- 高度なエラーハンドリング手法
- 複雑なデータフローのデバッグとログ解析
お問合せ
データ利活用に関連するシステム構築やデータ分析なら、ぜひ当社へお任せください。
03-5657-1295
営業時間 午前9時〜午後6時(土曜・日曜・祝日、年末年始を除く)